そうそう!こういう楽しさ!
2025年9月18日 15時00分6年2組が算数科の授業をしていました。
「データの整理と活用」で、大縄跳びの代表チームを3チームの中から1チーム選出するという問題に取り組んでいました。対象の3チームそれぞれの練習した日や跳んだ回数などが記録された表を基に考えているところでした。
子どもたちが、それぞれの「推し」を代表にするための根拠をデータから導き出し、発表していました。
「練習した日数が多いし、最高記録も高い」「平均は同じだけど、最高記録が高い」「最高記録は(一番のチームに)及ばないが、最低記録が一番高いので(幅が狭く)、安定している」などなど、それぞれの視点や規準を根拠に「推し」を決め、代表としてふさわしいと、発表していました。
他の友達の意見を聞いて、「なるほど!」と「推し」の変更をする子もいれば、改めて自分の正当性を確認し変更しない子もいます。
このように、自分の考えをベースに他者と交流し、思考・判断していく過程が、より高次での「楽しさ」ではないかと考えます。
さすが6年生!
根拠に基づく自分の考えを明確に持つこと、(自他の考えを比較するために)他者の考えに耳を傾け的確に理解すること、そして、自分の考えのみに固執しないことなど、様々な能力(意識も含む)が日頃から習慣化されているからこそ成立する活動であると考えます。
授業の最後までいられなかったのですが、聞くところによると、6の2としての答えは来週まで保留にされているとのこと(;^_^A
でも、この「もやもや」も大事なんだなあ……。
見ているこちらの方が楽しくなります!