みんなで活動すると楽しい!
2025年6月17日 10時07分
2年生が詩(「あいうえ五十音」)の学習で、自分が読みたい箇所を選んで音読しているところでした。自分で「選ぶ」ということは意欲喚起のためにもすごく大事だと思っています。その結果、やはり愉快で面白い文を多くの子が選んでいたのですが、発音しにくい別の箇所を読んだ子に対して、「とても難しいところだけど、よくがんばりましたね!」との教員の言葉掛けのあと再度音読させると、その「難しいところ」に挑戦する子が増えているのです。
子どもの挑戦する心や他者に認められたい気持ちをくすぐるすばらしい言葉掛けでした。
3年生の算数科の授業です。
数直線の問題をみんなで解いていたのですが、中にはさっさと解いてしまう子もいます。はじめはちょっと時間を持て余している様子だったのですが、「自分の解き方をみんなに説明したらどう?答えはいっしょでも、考え方はいっしょじゃないやろ?」と言うと、そこから目つきが変わりました。友達との違いに気付くためにはまず、先生や友達の発表を聞かなくてはなりません。実によく聞いていましたよ!
「ほかの方法で解いた人はいますか?」との先生の発問に、ビシッと手を挙げて答えていましたが、「○○さんと同じ考え方ですが、~~~。」などと、先に発表した子の考え方と関連付けながらの発表にはびっくりさせられました!これ、簡単そうでなかなか難しいことなのです。
ほかにも、1年生の体育や2年生の図工、3年生の外国語活動、書写など、みんなで活動するから身に付く、意欲がわく活動ばかりでしたよ!
暑い中ですが、みんな楽しそうです!