ほ~!
2025年6月11日 08時57分授業中に子どもたちが「すること」は、多岐にわたるのですが、そのうちのひとつ、書くことに注目してみました。
改めて見てみると、その文字や取り組み方の丁寧さに驚かされます。
ここで、そもそもどうしてノートをとるのか考えてみました。
大学などでは、講義の最中でもスマホやタブレットで撮影することが認められているところも少なくないとか。
小学生もそのようにしてもよいという向きもあるかもしれませんし、また、場合によってはそれが必要なことがあるかもしれません。
ただ、残すためだけであればそれでよいのかもしれませんが、小学生段階において、自分の手を動かしてノートをとることは、学習したことを頭の中で整理するために必要であると思っています。
これまでの経験上、高学年に近づくにつれ、先生が書いた板書を書き写すのみではなく、友達の意見や先生が(板書せずに)話したこと、自分の考えなどまでもノートに残し、その子独自の「ノート」を作っていく子が見られるようになります。そんな子は、そのノートをその後も本当に大切にします。
そして、それはそのまま、学習に対する意欲の高揚につながっていきます。
その学年なりに、その子なりに、自分だけの「参考書」「虎の巻」(古いか!?)を作るつもりで、授業に、ノートに、向かうといいかもしれません。
そのためにも、教師は、子どもたちの興味を引く、子どもたちに沿った授業づくりに日々奮闘しています。