ぱっと見は同じようですが
2025年7月17日 13時53分撮影者の腕が今ひとつなのは十分わかっているのですが、次の2枚の写真を見比べていただけませんか。
どちらも子どもたちが元気に手を挙げているように見える場面です。
が、それぞれ意味が違います。
1枚目は、発言するために手を挙げているところです。どの教科においてもよくみられる様子で、とても大切な活動です。
2枚目は、国語科の授業ならではの活動です。と言ってもこの活動は、省略されることも少なくありません。
だからこそよけいにうれしくて、載せてしまいました。
さて、お分かりいただけましたか?
漢字の筆順(書き順)を指導しているところでした!前で先生がするのに合わせて、大きく目の前を順序よくなぞるようにします。
デジタルの時代だから、漢字の筆順など必要ないのでは?ん~、そういう側面もあるかもしれません。計算にしても計算機どころかスマホのアプリなどがあり、自身の思考についてもAIなどがどんどん活用される時代ですから。
とは言え、学校の先生としては、書く文化をこれまで以上に大切にしていきたいと思っています。だからこそ、今回の指導を目の当たりにしたときには、ついうれしくなってしまいました。
デジタルとアナログ、それぞれの良いところを子どもたちのために生かすべく、子どもたちとともにその活用の仕方について、模索していきたいと思っています。
余談ですが、これもスマホやタブレットの時代に必要ないと言われるかもしれませんが、鉛筆やお箸の持ち方が気になることもあります。(上手に持っている子もいるのですが……)
何かの確認の際の署名もタブレットをなぞるだけであったり、お箸を使わなくてもスプーンやフォークがあったりしますからね……。
でも、いいのかなあ、と思ってしまいます。