覚えていらっしゃいますか?
2025年10月3日 12時28分9月18日(木)に本HPで紹介した「そうそう!こういう楽しさ!」という記事を覚えていらっしゃいますか。
6年生の算数科「データの整理と活用」の授業で、自分の「推し」を選ぶ授業でした。大縄跳びのアレです。
今日が、最終決断をするときでした。
自分の「推し」を決め、その根拠を明確にします。
そして、その考えを交流して、
最後に改めて自分としての「推し」を決めます。
はじめと比べて「推し」が変わった子も変わらなかった子も、今回のデータ分析や交流を通じて、自分なりの根拠が構築できました。
また、交流についても学級全体で行うだけでなく、ペアや少人数で行うことにより、発言することが少し苦手な子もしっかりと自分の考えを発表していました!
ケンブリッジ大学の教授の研究によると、人は毎日最大で35,000回の決断をしているらしいです。そのほとんどが無自覚的に行われていると思うのですが、今回はしっかりと時間をかけて根拠を持って決断しました。
「答えのない課題」に対峙することを余儀なくされるため、必要なデータを収集・整理し、自分なりの答えを出していかなくてはならない現代社会。そんなことに思いをはせてみても、今回の授業は大きな意味のあるものだったと感じています。
最後に今日の授業への子どもたちの取り組み方を象徴するひと言を紹介して締めとします。
自分の考えを書く時間を10分とり、交流する前に、担任が書くのをやめるように促した際のある子のひと言です。
「え!もう10分たったん?」